スペイン,グラナダ旅遊 2013年10月 #3/3

スペイン, グラナダ旅遊
2013年10月
#3/3

ヘネラリーフェ離宮  Generalife
ユネスコ世界遺産

ヘネラリーフェ宮は14世紀初頭に造営されたものである。アルハンブラ宮殿の北側にある離宮で、王族の避暑用の別荘として使われていた。小さな離宮と広大な庭園から成ります。

ヘネラリーフェの位置。下地図、右端緑色の部分。

2013年10月 筆者撮影

シエラネバダ山脈からもたらされる水を、イスラム独特の土木技法を使って、堀や噴水などに引き込んでおり、庭園から水が絶えることがない。砂漠の民が見事な技で造り上げた「水の宮殿」でもある。

2013年10月 筆者撮影

庭園のさらに高台には展望台があり、ここからは、左にアルハンブラ宮殿の防御塔、右手に世界遺産のアルバイシン集落の丘が見渡せる。ここ撮影場所を含め、写真の被写体のすべての建造物が、ユネスコ世界遺産である。  

2013年10月 筆者撮影

広場で憩う旅行者たち。庭園の敷地があまりにも広いので、全部を廻りきれない。

2013年10月 筆者撮影

ヘネラリーフェ庭園は、たくさんの池や噴水、手入れの行き届いた糸杉などの樹木、薔薇やジャスミンなど様々な花が咲き誇る花壇がある広大な庭園である。

シエラネバダ山脈から引いた水を、土地の高低差を利用して、常に水が溢れ出すように造営されている。

2013年10月 筆者撮影

離宮の館

2013年10月 筆者撮影

この地方の川辺の砕石を集めて、庭園の床を覆う。

2013年10月 筆者撮影

ヘネラリーフェ宮内の庭園。この広大の面積の庭園を管理するのは大変な予算と努力がいるであろう。

2013年10月 筆者撮影

2013年10月 筆者撮影

アルハンブラ要塞を下り、グラナダの旧市街地に行く。糸杉の並木道が続く。(上&下)

2013年10月 筆者撮影

グラナダの10月の新鮮な空気を吸いながら坂道を下る!

2013年10月 筆者撮影

グラナダ市街地

グラナダの道路標識、観光都市らしく丁寧な作りだ。シエラネバダ〔雪の山脈)には、スキー場があることがわかる。

2013年10月 筆者撮影

車用の標識以外に、歩行者專用の標識も用意されている。行き先案内は距離〔m〕ではなく、時間(min)で現されている。これは親切な配慮だ。

2013年10月 筆者撮影

市内の教会。ゴシック建築のような重々しさがないのが良い。

2013年10月 筆者撮影

市内のホテル。

2013年10月 筆者撮影

街路の標識版が特注もののタイルである。

2013年10月 筆者撮影

商・住が一体になった町並みである。都心にも充分な人口を抱え、コンパクト・シティーを実践しているので、郊外に人口が分散するのを防いでいる。

2013年10月 筆者撮影

2013年10月 筆者撮影

2013年10月 筆者撮影

市内道路の街路樹のランドスケープ・デザインが過不足なく、気持ちの良い都市景観を作り出すことに成功している。

2013年10月 筆者撮影

街路には、電信柱や電線もない。看板類もなく美観を優先し、古くからの建物の鑑賞を優先した都市政策がなされている。

2013年10月 筆者撮影

フラメンコ

アンダルシア地方のグラナダは、フラメンコ発祥の地とも言われる。

フラメンコの原型は、18世紀末頃、アンダルシアのロマ族(ジプシー)がイスラム教徒伝統の踊りや音楽を取り入れて生まれたとされる。

16世紀前後以来、ジプシーは周囲から迫害と差別を受けていた。その厳しい歴史の中で、他民族との生活や文化の融合が起き、ジプシーの芸能として結晶されたのが、舞踊芸術フラメンコである。彼らの差別に対する深い嘆きや悲しみを表現した、いわば「情念の舞踊芸術」と言えるであろうか。

グラナダ・サクロモンテの丘のタブラオ(ライブハウス)

洞窟のフラメンコ Zambra Maria La Canastera

19世紀中頃になって、フラメンコを楽しむ「カフェ・カンタンテ」(歌唱酒場)という酒場が生まれ、これが現在の「タブラオ」というライブハウスに発展したとのことだ。観客は食事や飲み物と共にフラメンコ・ダンスやミュージックを鑑賞するスタイルである。

グラナダのはずれにあるサクロモンテの丘には、今もロマ族が住む。この丘の斜面を掘ってつくった洞窟フラメンコのタブラオが沢山ある。下写真は、サクロモンテの有名タブラオZambra Maria La Canastera である。(下)

天井からは沢山の鍋やフライパンが所狭しと、吊るされているのは、タブラオの特徴である。彼らジプシーの伝統的物づくりが、鍋作りだったことに由来していると言われている。

フラメンコダンスの開始に向けた準備が整った。

2013年10月 筆者撮影

サクロモンテの丘の洞窟タブラオに観客が入場し終わった。狭い洞窟の壁際に向かい合って2列に着席。客は欧米人がほとんどを占める。このあと間もなく、フラメンコ舞踏が始まる。

2013年10月 筆者撮影

ジプシーと思われる黒髪のダンサーが現れ、4・5人の楽団も準備が整い、ショー前の緊張感が走る。

2013年10月 筆者撮影

音楽と足のタップが洞窟に響く。洞窟は狭いので、ダンサーの息使いが至近距離から聞こえる臨場感、抜群だ。

2013年10月 筆者撮影

後になり、子供のダンサーも加わって来た。

2013年10月 筆者撮影

洞窟の壁に展示されていた沢山の顧客の写真。

2013年10月 筆者撮影

2013年10月 筆者撮影

筆者は、1970年代初頭のころ、友達に誘われて新宿の大劇場でフラメンコダンスを鑑賞に行ったことがあった。舞台装置と音楽、ダンサーはラテン系独特の華やかな印象であったが、ここグラナダでの本物は、似て非なる印象を残した。

写真 筆者撮影 2013年10月

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *