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インド紀行 1989
#13/26
ヴァナラシ・2
ガンジス川を散策する
荼毘の煙で黒々とした火葬場を観察した後、さらに北方向にガンジス川の川辺を散策することにした。
こちらには、巡礼者の人ごみはなく、土木工事で働く大勢の人たちがいた。
将来増加するであろう沐浴者たちのために、ガートの延長増築工事のありさまを、散歩がてらに見ることが出来た。

1989年 筆者撮影
右端に火葬場

1989年 筆者撮影
火葬場の北側に、遺体を火葬するのに使用する薪が、無造作に積み上げられている。

1989年 筆者撮影
沈下進行中の建物発見

1989年 筆者撮影
ヒンズー教の人々は、宗教上の建造物に並々ならぬ情熱を傾ける。
このお寺は、建物の造形とプロポーション共、すばらしい作品である。
が、河岸間際の粘土質の土壌にわずかに傾きながら沈下中である。それが返ってこの建物の注目度を高めて、写真の好被写体となっているのが皮肉である。

1989年 筆者撮影

沈下進行中の建物。1989年 筆者撮影

1989年 筆者撮影
ガートは増築拡張中
火葬場の北側のガンガ川沿いに増築されるガート。

1989年 筆者撮影
工事の現場には安全保持の柵もなく、工事人はヘルメットなし。建機はほとんど見かけず、ほぼすべて手作業だ。カーボンフートプリントが極めて低く、究極のエコ仕事ではある。

1989年 筆者撮影
この地域には、ガンガ(ガンジス)川の河岸段丘の上に広がる荒廃した建物群がある。目の前にガートが完成すれば、このあたりに大勢の巡礼者が来るようになり、これらの建物も再利用され、息を吹き返してきれいに整備されることになるであろう。

1989年 筆者撮影

1989年 筆者撮影
すべての人々の視線が、ガンジス川とその対岸に向いている。。

1989年 筆者撮影
赤いインド砂岩を丸ごと使った建物、美しく存在感あり。
屋根の不定形の凸凹も良いアクセントを造り出し、ガンガを背景に良くマッチ。

1989年 筆者撮影
土工事に勤しむ人々
早朝から、ガンジス川の河岸で土工事に勤しむ。

1989年 筆者撮影
土砂材は対岸から舟で運ばれて来ているようだ。

1989年 筆者撮影
毎日少しずつやれば、いつかは完成する。

1989年 筆者撮影
工事による土砂運搬は、もっぱら女性の仕事となっている。

1989年 筆者撮影
ガンジス川を渡る鉄橋

1989年 筆者撮影
ガンジス川{ガンガ}にかかる全長約1kmの鉄橋。下段に鉄道、上段は道路である。鉄道は右方向に行くと当時の大英インド帝国の首都であったコルカタのハウラー駅に至る。左方向に行くとバナラシ駅を経て、首都デリーに通じている。インドでの重要な鉄道幹線である。英国技師ウォルトンを中心に英国の鉄道会社が設計建設1887年に完成。

1989年 筆者撮影
川の流れは右(南)から左(北)へ。

1989年 筆者撮影
川辺の牛たち
水浴したあとで、気持ちよさそうに日光浴。牛君たちもガンガ川岸で憩う。

1989年 筆者撮影
牛君たちもガンガの川辺で気持ちよく過ごす今日一日。

1989年 筆者撮影

牛つかい 1989年 筆者撮影
孤独な羊

写真 1989年2月 筆者撮影
牛糞のエコアート。

写真 1989年2月 筆者撮影
牛糞の芸術。日干しの牛糞を素材に住民がアート作品を野外に。
消化されなかった植物繊維と腸内液を素手でせんべい状にして、壁に貼り付け乾燥後調理用の燃料とする。究極のエコアート作品!

写真 1989年2月 筆者撮影