インド旅行 1989 #1/26 カンチープラム

インド旅行 1989
#1/13
カンチープラム 

インド初旅行。1989年2月、2週間の予定で、初めてのインド旅行を決行することにした。当時まだマドラスと呼ばれていた、チェンナイのうらぶれた空港が最初の到着地点であった。

当時のインドは社会主義経済の中にあり、国産優先政策のくびきにより、東南アジアの主要都市に比べても何十年も遅れをとっていた。

チェンナイ市街地にあるアンバサダーホテル。

広い部屋に比べて椅子が小さすぎる。 体にフィットしませんね〜。比べて3面鏡は、馬鹿でかい。なんとなく落ち着かない部屋であった。

1989年 ガイドさん撮影

この椅子だけは例外的に大きい。座禅を組むため︖

チェンナイ市街地にあるアンバサダーホテル。1989年 ガイドさん撮影

インド初日の朝。この不釣合いに広いバルコニー。下を見るとかやぶきの住まい。朝餉の煙が出ていて、女の人が家屋を出入りしている。

この茅葺きの家はホテルの敷地の中なのか、それとも隣地の家なのか︖ この家の住民はホテルの従業員なのか︖それとも不法占拠?

1989年 筆者撮影

超デカイ部屋と不釣合いに極小なバスルーム。このホテル、インドらしい。

1989年 筆者走り書きイラスト

カンチープラムへの道

チェンナイのホテルから旅行会社が用意してくれた車で、インド人女性のガイドさんと共に、チェンナイ・カンチープラム・マハバリプラム・コロマンデル海岸の三角コースをたどることになった。

1989年 筆者イラスト

南インドのタミールナドゥ州の首都チェンナイから、陸路南西へ60キロ車で走る。インドの2月初旬の気温は、人体にとっての快適ゾーンの範疇にあり、旅人としてはとてもごきげんである。

道路の両側には、熱帯雨林地方では見ることの無いシンボリックなやしの木の一種が植えられていて、世界遺産の町カンチープラムへの巡礼の道らしきムードをかもしだしている。カンチープラムへ近ずくにつれ、やしの木に呼応するようにゴプラムと呼ばれる寺院の尖塔門が現れてきて、かってパラヴァ朝の首都であったこの地に期待が高まる。

1989年 ガイドさん撮影

1989年 筆者撮影

1989年 筆者撮影

この種の椰子の木、南インド特有な樹木だ。

1989年 筆者撮影

カーンチープラム  ユネスコ世界遺産

カイラーサナータル寺院やエーカンバラナータル寺院をはじめ、200ものヒンズー教寺院があり、聖地として知られる。手織りのサリーや絹織物、竹製品などの手工芸品が有名。

四画の青色と赤丸はヒンズー教寺院。水色は池および湖。

1989年 筆者イラスト

カイラサナタール寺院 KAILASANATHAR TEMPLE

カーンチープラムの中でも最も古い寺院。七世紀終わりにかけて建てられたパラヴァ朝、ドラビダ風建築様式。地盤は御影石、上部建物と彫刻類はインド砂岩。

石彫のチカラ

1989年 ガイドさん撮影

1989年 筆者撮影

この彫刻が施された石の列柱。階段の袖。彫刻と建物が一体化されている。

1989年 筆者撮影

日陰で休息。

1989年 ガイド氏撮影

1989年 筆者撮影

KANCHI KAMAKSHI AMMAN

カーンチープラムの中で唯一、女神を祭る寺院。

1989年 筆者撮影

1989年 筆者撮影

境内に必ず沐浴場が設けられている。

1989年 筆者撮影

1989年 筆者撮影

SRI VARADHARAJA TEMPLE

1989年 筆者撮影

前面のこれらの細い4本柱!細すぎるのではないか︖

1989年 筆者撮影

1989年 筆者撮影

Ekambareswarar Temple

この寺院のゴプラム塔は58メーターもあり、インドの寺院塔では、最も高い建物のひとつである。9世紀のチョラ王朝の時代に建てられた。

1989年 筆者撮影

1989年 筆者撮影

1989年 筆者撮影

ガイドさんの説明によると、写真上の高窓から写真下の列柱のホールに、朝日が投射されるように計算され、建物の方角が定められている。とのことであった。

1989年 筆者撮影

それにしても日本人を含め外国人旅行者に出会うことがない。

1989年 筆者撮影

列柱の彫刻 SCULPTURES

1989年 筆者撮影

彫刻職人の圧倒的な仕事ぶり︕

1989年 筆者撮影

参拝者 

寺院の中の広場で瞑想する若い女性。

インドの女性は、100%の人が、伝統衣装のサリーをまとっている。座禅の若い女性、例外的にゆったりとした洋装である。それがひときわ目立っていた。

1989年 筆者撮影

聖地にたどり着き、気分が悪くなった老人と、介護する参拝の人々

1989年 筆者撮影

石柱一本丸ごとに施された彫刻。

1989年 筆者撮影

1本まるごとの石柱に施された彫刻。1989年 筆者撮影

寺院の外には、この様なお店が必ず張り付いている

厳かな寺院を参拝し外に出ると、ほっとする様な店が参拝者を迎える。雑談をしたり、参拝者が郷里へのお土産を買う場所だ。やはり女性は、伝統衣装のサリーをまとっている。子供はなぜか洋装で、目立っている。

1989年 筆者撮影

1989年 筆者撮影

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