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スペイン,マドリード旅遊
2013年10月
#3/3
マドリード王宮
この王宮の歴史を調べてみた。
フィリップ2世国王は1561年に首都ををトレド〔後述〕からマドリードに移した。日本の歴史年表をたどると、室町幕府の末期、織田信長が安土城を築城した10年ほど前に重なる。
フィリップ2世は、スペイン黄金期に君臨した王である。その治世はスペイン帝国の絶頂期に当たり、ヨーロッパ、中南米、アジア(フィリピン)に及ぶ大帝国を支配した。オスマン帝国とも地中海の覇権を巡って争って勢力圏を拡大した。

2013年10月 筆者撮影
Palacio Real de Madridは、スペイン王家の宮殿である。実際には国王や王族は住んでいないが、マドリード王宮は国の行事に使用されている。
この大王宮をつぶさに見るには、少なくとも半日を要するだろう。筆者は旧市街地の散策を優先し、宮殿外からの写真撮影にとどめた。

2013年10月 筆者撮影
グランビア通り
グランビア通りは市内きってのメインストリート。通りには銀行、有名商店、デパート、ホテル、劇場、高級レストランなどが立ち並び、マドリード第一の目抜き通りだ。東京で例えるならば銀座通りというところか。
グランビアは、1968年にマドリードを訪れた時に歩き回った場所だ。当時は真夏だったので、シエスタにより真昼の2時間はデパートなどお店はシャッターを下ろしていた。その代わり、夜の10時ごろになると、ここグランビアは人出のピークを迎え, 沢山のカップル達が深夜近くまで通りを周遊していたのを覚えている。
今回はその華やかなグランビアには訪れることはなく、ひたすら旧市街の裏町を探索することに時間を使うことにした。
マドリード旧市街の街角
歴史的な建物が集積する路地をひたすら歩き、古き時代の街角の雰囲気を堪能する。

2013年10月 筆者撮影
暗い路地を抜けると、そこは明るい広場になった。街角の陰影の効果が秀逸である。

2013年10月 筆者撮影
狭い日陰の路地を抜けると、そこに教会前の明るい小広場があった。都市の演出にメリハリがある。

2013年10月 筆者撮影
サンタ アナ広場 (ナイトライフ広場)
プラド美術館とマヨール広場の中間にあり、カフェ、バル、ライブハウス、劇場やフラメンコで賑わう広場です。 そして夜の飲み屋が集結している広場でもあります。

プリンチペ通りにあるマドリード市立テアトロ・エスパニョールは、スペイン文学が花開いた黄金世紀(シグロ・デ・オロ)まっただ中の、1745年に建てられました。
それより150年ほど早い時期には、小説『ドン・キホーテ』の作者セルバンテスも住んでいたそうで、この界隈には、文化の香りが満ちていたのです。
MEホテル・レイナ・ビクトリア
MEホテル・レイナ・ビクトリアは、サンタ アナ広場の西側にあり、この広場で最も目立つ建物だ。並びには、アラブ風の内装がエキゾチックなフラメンコの老舗タブラオ、ヴィジャ・ロサなどがある。

2013年10月 筆者撮影
NHパラシオ・デ・テパの並びには、有名なライブハウスもあります。

2013年10月 筆者撮影
夕方に街を徘徊しているうちに夜のとばりがおとずれ、この広場にたどり着いた。夜の灯かりが灯りだし、大人のナイトライフ空間らしい街角になった。

2013年10月 筆者撮影
マドリード最古のバルの1軒「カサ・アルベルト」は、セルバンテスが住んでいた家の1階にあったという。タパスをつまみにワインを友にマドリードの夜をハシゴして過ごす。

2013年10月 筆者撮影
テアトロ・エスパニョールのすぐ脇からプラド美術館に向かって伸びるウエルタス通りは、スペインで最も有名なバル通り。1980年代に、マドリードで初めてモヒートを始めた伝説のバル「エル・エチョ」がある。

2013年10月 筆者撮影
ホテル リッツ マドリード Mandarin Oriental Ritz, Madrid
マドリードの原点、太陽の門の広場から次の目的地、プラド美術館に向かって歩いていると、このホテルリッツに遭遇した。
ヨーロッパの中でかつて「太陽の沈まぬ帝国」と呼ばれたスペイン、その首都であるマドリードの中心部で、20世紀初頭から歴史を紡いできているホテルだ。

2013年10月 筆者撮影
ウェスティン・パレス,マドリッド
マドリードの中心近く、プラド美術館から至近距離のロケーションに佇むウェスティン・パレス,マドリッドは、1912年以来の営業で歴史囲あるホテルである。

2013年10月 筆者撮影
ザ・ウェスティン・パレスのつつましい入り口。

2013年10月 筆者撮影
プラド美術館 Museo del Prado
プラド美術館は、パリのルーブル、ロンドンの大英博物館と共に、世界3大美術館のひとつと称されている。今回は1968年以来二度目の訪問となる。

旧市街の東側に隣接し、歴代のスペイン王家のコレクションを展示する美術館である。

2013年10月 筆者撮影
1819年に「王立美術館」と称して開館した。1868年の革命後には「プラド美術館」と改称され、現在は国立美術館となっており、ベラスケス、ゴヤなどのスペイン絵画に加え、外国絵画も多く所蔵している。

2013年10月 筆者撮影
増築された新館の部分。

2013年10月 筆者撮影
入り口の開店ドア。しゃれている。
伝統建築とミニマリスト建築を調和させるのがうまい。

2013年10月 筆者撮影

2013年10月 筆者撮影
サン・ヘロニモ・エル・レアル教会
プラド美術館の側にあるサン・ヘロニモ・エル・レアル教会。
この教会は15世紀に建てられたマドリード で、唯一のゴシック様式の教会で、最古の宗教建築である。スペイン国王の戴冠式も行われた歴史ある教会である。
日本人ではじめてヨーロッパへ渡った天正時代の遣欧少年使節団が、この教会でスペイン国王フェリペ2世に謁見した。さらに調べると。。。
遣欧少年使節団の行程は、1584年8月、リスボンに到着、サン・ロケ教会宿泊(前述)。同年1584年11月、マドリードのこの教会で国王フェリペ2世に謁見した。その後一行はイタリアに向かったとある。

2013年10月 筆者撮影
アトーチャ駅
アトーチャ駅は、プラド美術館の南側近くにある。
1851年開業。マドリード最初の鉄道駅である。

スペインの高速鉄道AVEは、セビリア万博の開催にあわせて1992年にマドリード・アトーチャ駅とセビリアの間 (471 km) が開業した。
アトーチャ駅は、リスボンにいたる長距離路線の起点でもある。マドリード都市圏を結ぶ近郊路線のターミナル駅でもあり、地下鉄にも接続している。
写真の通り、立派な風格のターミナル駅である。
アーチの天辺にスペイン国旗がたなびく。

2013年10月 筆者撮影
チャマルティン駅
こちらは、マドリード旧市街セントロから6KMほど北にあるチャマルティン駅です。まじかに4棟の超高層ビルの新開地があります。

チャマルティン駅からは北行き国内線で: セゴビア/エル・エスコリアル/サラマンカ/レオン/サンティアゴ・デ・コンポステーラ/サン・セバスティアン/ビルバオなどのスペイン北部の諸都市に通じている。
国際寝台列車は: リスボン方面、パリ方面がある。

2013年10月 筆者撮影

2013年10月 筆者撮影
1968年の夏、リスボンからこの駅に到着し、数日マドリードの安宿に泊まり、市内を見学した。その後同じこの駅から国際寝台列車でパリ行きに乗ったのを思い出した。
駅の行き先のアナウンスは、スペイン語のみでアメリカ人の学生のグループが困惑していた。大きな駅なのでアナウンスが解らないと、目的のプラットホームにたどり着けない。筆者は彼らの行き先を確認して、行き先のプラットホームを英語で教えてあげた。
ポルトガル語が解るとスペイン語の単語もそれなりに解釈出きるので、人の役にたった訳だ。今は去る1968年のことだった。

2013年10月 筆者撮影

2013年10月 筆者撮影
チャマルティン駅は、思い入れのある駅で、陸橋の上まで上がり線路を眺めに行った。右端に傾斜したツインビル、ヨーロッパ・タワー〔後述)が見える。チャマルティン駅南側。

2013年10月 筆者撮影
チャマルティン駅陸橋北側。ここから鉄路はパリにつながっている。

2013年10月 筆者撮影
HOTEL CHAMARTIN
CHAMARTIN駅に隣接した便利なホテル。国鉄と地下鉄が交わるターミナル駅でもあり、中心地へのアクセスも良く、マドリッドを拠点に鉄道旅行をする場合には拠点にして良いホテルだ。2階の駐車場レベルにホテルのそっけない入り口がある。

2013年10月 筆者撮影
CHAMARTIN駅出口からHOTEL CHAMARTINを撮影。

2013年10月 筆者撮影

2013年10月 筆者撮影
クアトロ・トーレス・ビジネス・エリア
クアトロ・トーレス・ブシネス・アレア、: Area de negocios Cuatro TorresまたはCuatro Torres Business Area、「四つの塔のビジネスエリア」の意味である。
超高層ビル4棟は、2004年に建設が始まり、2008年にすべて完成し、マドリードの新しいビジネス地区が出現した。チャマルティン駅の西側に出現した新市街区にある。
写真(下)左から、、
① トーレ・カハ・マドリード。高さ250メートル、45階建て。設計者はノーマンフォスター。
② トーレ・サシール・バジェエルモーソ。高さ236メートル、52階建て
③ トーレ・デ・クリスタル。高さ249.5メートル。設計者はシザー・ぺリ。
④ トーレ・エスパシオ。高さ224.5メートル、57階建

2013年10月 筆者撮影

2013年10月 筆者撮影
プエルタ・デ・エウローパ (PUERTA DE EUROPA)
ヨーロッパ・タワー
CHAMARTIN駅近くにあるあるツインタワー。「ヨーロッパの門」の意味である。マドリードを南北に貫く大通りの北端近くにあり、通りに覆いかぶさるように2つのタワーが向かい合って建っている。高さ115m、26階建てのツインタワー。完成は1996年。
2つのタワーとも15°傾いている。設計は英国の著名な建築家フィリップ・ジョンソン。

2013年10月 筆者撮影

2013年10月 筆者撮影
ヨーロッパ・タワー

2013年10月 筆者撮影
写真 筆者撮影 2013年