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スリランカ周遊紀
2014年2月
#5/6
コーヒー栽培は衰退 紅茶園に転換
セイロンがオランダの植民地であった頃、コーヒー栽培が盛んになり、世界有数のコーヒー生産国になったが、その後1868年には、「さび病」がスリランカのアラビカ種を襲って衰退してゆきます。
セイロンはその後イギリスの植民地になり、紅茶栽培へと取って代わられることになった。その中でトーマス・リプトン(1850〜1931)が出現し、1890年にここヌワラエリア高原を中心に、大規模な茶園経営を始め,セイロン紅茶をリプトンブランドとして世界へと広めて大成功を収めたわけだ。
このヌワラエリアの標高で作られる茶葉は、日照時間が長く寒暖差も激しいため、紅茶らしい渋みと香りが強い高品質な茶葉となる。
インドのダージリン、アッサムと並び世界で有名な茶葉の産地となった。

ヌワラエリヤの市街地(標高1,868m)から更に茶畑のプランテーション地帯を登り、標高、約2000mの ヘリタンス ティー ファクトリー(Heritance Tea Factory)をめざします。15kmほど先の山奥です。

ヘリタンス・ティー・ファクトリー
Heritance Tea Factory
セイロンティーのルーツはここ、ヌワラエリヤにあります。その山奥に知る人ぞ知るヘリタンスティーファクトリーという名のユニークなホテルがあります。
かつての紅茶工場を改装し、現代風に整えられたポップなホテルに生まれ変わった宿泊施設です。

2014年2月 筆者撮影
ブコツなホテルの外観。かっては工場であったことがうかがえます。

2014年2月 筆者撮影

2014年2月 筆者撮影
ホテルの車廻し。入り口はとても簡素な造りですが、内部に入ると驚きの展開が待っています。

2014年2月 筆者撮影
旧紅茶工場の強烈なむき出し鉄骨の骨組みが、ここは昔、工場であったことをストレートに実感させます。

2014年2月 筆者撮影
名前のとおり、至るところで茶工場をコンセプトにした演出が施してあった。
過って茶葉を運び上げていた荷物用エレベーター設備を、今は乗客用のエレベーターとして使っている。

2014年2月 筆者撮影
製茶用に使用していた機械部品を鮮やかな色に塗り変えて、斬新な調度品に仕上げるなどそのリサイクルの技が見事である。古くからイギリス人の避暑地として発展してきたヌワラエリアは,ホテルで働く人々の教育や食事内容についても,クオリティの高さを感じさせてくれる。

2014年2月 筆者撮影
レセプション・カウンター。

2014年2月 筆者撮影
ゲストの荷物を客室に運ぶ自家製のカートです。工場にあった機械の部品をリサイクルしています。壁には暖房用のスチームパイプが備え付けられています。冬はかなり寒くなることがこれでわかります。

2014年2月 筆者撮影
バーコーナーもありました。出し物は酒類ではなく、紅茶です。

2014年2月 筆者撮影
各種紅茶カップのディスプレイ。

2014年2月 筆者撮影
このコーナーのソファに座り、各種紅茶の試飲がゆっくり出来るようになっています。これが、このホテルの売りになっています。

2014年2月 筆者撮影
注文したセイロンティーの試飲の準備が整った。

2014年2月 筆者撮影
ボーイさんが茶葉の違いを丁寧に説明してくれます。

2014年2月 筆者撮影

2014年2月 筆者撮影
輸出用セイロンティーの運搬に従事する人達。

2014年2月 筆者撮影
見学を終えてホテルを出ると外の風景は一変していた。高地特有の濃霧に建物がすっぽり包まれていた。

2014年2月 筆者撮影

2014年2月 筆者撮影
このホテルは、旅行代理店を通して予約を前もって入れていたが、満室ということで宿泊するチャンスを逃した。ので、予約が取れた他のティープランテーション内のホテルに移動します。

2014年2月 筆者撮影
このホテルにさよならをして、今晩宿泊の宿に向かいます。

2014年2月 筆者撮影

2014年2月 筆者撮影
霧の中の茶畑。なるほど、この霧が茶葉の生育に良いのだ。

2014年2月 筆者撮影
茶畑内に植えられている樹木は、日陰を作り、強い日差しから茶の葉を守り、柔らかい葉を生産する助けになると言われている。また風を和らげる役目もあるようだ。

2014年2月 筆者撮影
野牛横断注意のサイン。

2014年2月 筆者撮影
ヌワラエリヤ高原の朝
翌朝起床し外にでると快晴であった。

2014年2月 筆者撮影
室内の様子。

2014年2月 筆者撮影

2014年2月 筆者撮影

2014年2月 筆者撮影
空気が良い朝になりました。避暑地としては最適なエリアですね。軽井沢にもこんな絶景は少ないと思う。

2014年2月 筆者撮影
野外で茶畑を見下ろしながら朝食をします。日差しは強いが、気温は18℃ぐらいか。

2014年2月 筆者撮影
ホテルチェックアウト後、80km先の古都キャンディーをめざします。

茶畑の茶摘作業は、とても多くの人手が必要になる。原住のシンハラ人だけでは、とてもまかないきれなかったので、英国植民者である茶農園経営者は、対岸のインド・タミール地方から多くの農民を移住させ茶摘に従事させて今日に至っている。

2014年2月 筆者撮影
製茶工場の見学
途中で現役のセイロンティー紅茶工場を見学しました。

2014年2月 筆者撮影

2014年2月 筆者撮影

2014年2月 筆者撮影

2014年2月 筆者撮影

2014年2月 筆者撮影
おびただしい燃料用の薪のストックされていました。

2014年2月 筆者撮影

写真 筆者撮影 2014年2月