スマトラ・メダン・トバ湖 2006-2007年 #2

スマトラ・メダン・トバ湖
2006-2007年 #2

メダンからブラスタギへ

メダンからブラスタギへは、80キロ強の距離がある。

高原の避暑地 ブラスタギ

ブラスタギはメダンから南へ約80Km、標高1300mほどにある高原の町。
オランダ時代に避暑地として開発された高原の町である。ほぼ赤道直下ながら暑さを感じさせず涼やかで、避暑地としての理想的な高原である。

KONICA MINOLTA DIGITAL CAMERA 写真 筆者撮影2006

霧に包まれた高原の宿にチェックイン。

KONICA MINOLTA DIGITAL CAMERA 写真 筆者撮影 2006

バタック族の文化圏に入る

ブラスタギからは、高原地帯となり、低地のメダンとは違った地域に入った感がある。住民も建物も違って来る。この高原をひたすら南へ60キロほど行くと、世界最大のカルデラ湖であるトバ湖へ到達する。

カロ・バタック族のスカ・ダメ地区に入る

道路の両側に大小の教会(カトリックとプロテスタント)を見ながら進むと下写真の様な教会の尖塔が視界に入ってきた。  

写真 筆者撮影2007

カロ・バタック族の伝統家屋をモチーフにした異風な教会建築です。

KONICA MINOLTA DIGITAL CAMERA 写真 筆者撮影2007

KONICA MINOLTA DIGITAL CAMERA 写真 筆者撮影2007

近くに行ってみると、スカ・ダメ部落にあるカトリック教会であることがわかった。

KONICA MINOLTA DIGITAL CAMERA 写真 筆者撮影2006

尖塔の頂点には、カロ・バタック族の伝統家屋のミニチュア版をそのまま乗せている。バタック族のアイデンティティーをモチーフに塔を表現し、自分たちで建立した独特な教会建築です。

十字架と魔除けの動物がてっぺんを共有しているのがユニークに独創的である。

写真 筆者撮影2007

高原野菜の産地

KONICA MINOLTA DIGITAL CAMERA 写真 筆者撮影2007

高原キャべツ

標高1000mを超える高原一帯で、輸出用のキャベツが大規模に栽培されているようだ。その集荷場に出会ったので見学することにした。

KONICA MINOLTA DIGITAL CAMERA 写真 筆者撮影2007

標高1000mを超える高原一帯は、スマトラの低地と比べると、6-7℃ほど気温が低い。輸出用の野菜栽培に適しているようだ。

KONICA MINOLTA DIGITAL CAMERA 写真 筆者撮影2007

大量のキャベツの皮むきが終わり、輸出用の荷造りが行なわれる。
シンガポールが輸出先の大半を占めるとのことだった。

KONICA MINOLTA DIGITAL CAMERA 写真 筆者撮影2007

KONICA MINOLTA DIGITAL CAMERA 写真 筆者撮影2007

ヘゴ・シダの一本柱

大屋根の中心線に、一本柱が規則的に並んでいることに気づいた。
丸太の表面には小判の形をした模様がある。見たことが無い木材である。

後で調べてみると、この一本柱は、ヘゴという名の樹木のように幹を持つタイプのシダ植物であることがわかった。
へゴの茎は地上に直立し、高さが7~8mになる。
茎の先端に長さ3mほどのシダの葉を放射状につけ、日陰をつくる。

後になって、バリ島で大きなシダの葉を日傘のように広げている自生するヘゴの実物を見た。シダの葉からは、繊細な木漏れ日がコケが生えた地面に照射し、とても美しいものであった。

KONICA MINOLTA DIGITAL CAMERA 写真 筆者撮影 2007

KONICA MINOLTA DIGITAL CAMERA 写真 筆者撮影 2007

KONICA MINOLTA DIGITAL CAMERA 写真 筆者撮影2007

シダ類が作り出す茎には、落葉した葉のつけ根のあとが残り、楕円形の小判のような模様を作っている。

KONICA MINOLTA DIGITAL CAMERA 写真 筆者撮影2007

屋根は椰子の葉で葺かれている。

KONICA MINOLTA DIGITAL CAMERA 写真 筆者撮影2007

KONICA MINOLTA DIGITAL CAMERA 写真 筆者撮影2007 

ブラスタギからトバ湖へ。60キロ強の距離がある。

トバ湖は世界最大のカルデラ湖である

トバ湖( Danau Toba)は、長さ100km、幅は約30km、最大水深530m、面積は1,000km2 で世界最大のカルデラ湖である。

湖中にあるサモシール島の面積は、シンガポールや淡路島より広い。

写真 筆者撮影2007

トバ湖の最北端に位置する湖岸を眺望し、坂道を降りてSibolangit村に至る。
小さな村だ。内外の旅行者はまったく見かけない
よそ者は我々3人のみだ。ここは湖畔の秘境の村と言うにふさわしい。

写真 筆者撮影2007

湖岸で行なわれていた養殖場のいかだ

静寂の中、風がやさしく、波は穏やかだ。右半分にさらに増築中。

写真 筆者撮影2007

写真 筆者撮影2007

多数のドラム缶を浮きとして使用している。

写真 筆者撮影2007

今回のトバ湖への旅は、仕事の合間を縫ってのチョット見の旅であった。

民族学的にもとても刺激のある地域であることを知ったので、いつか再訪して見たいと思いながらこの地をあとにした。

写真 筆者撮影 2007年

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