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サントリーニ島 ・ギリシャ
2014年10月
#1/3
クレタ島からサントリーニ島へ
クレタ島イラクリオン港の朝、高速船で次の目的地サントリーニ島に出発です。

写真 筆者撮影 2014年10月

写真 筆者撮影 2014年10月

写真 筆者ガイド撮影 2014年10月
クレタ島からサントリーニ島へ

サントリーニポート
(アシノスポート・サントリーニ)
クレタ島から2時間ほどで、サントリーニ島へ到着。

写真 筆者撮影 2014年10月
火山活動によって形成された外輪山内側は、急斜面の絶壁「カルデラ壁」になっていて、港はその崖下の極狭い平地にあった。

写真 筆者撮影 2014年10月
到着したとたん、まず立ちはだかる岩肌に衝撃を受ける。

写真 筆者撮影 2014年10月
岩肌むき出しの崖下には、バス会社、レンタカー、タクシー会社、旅行会社などの建物が無造作に展開されている。

写真 筆者撮影 2014年10月
高級ホテルなどでは、フェリー船の便名をホテルに伝えておくと、港まで迎えにきて貰えるようだが、筆者予約のホテルの出迎えの車は、探してみたが、来ていないようだった。タクシーは早いもの勝ちですでにすべて出払って1台も残っていなかった。
そこでバス会社のカウンターに行き、ホテルのある目的地までの乗り合いバスがあることを確かめ切符を購入。バスが満席になるまでしばらくの待ち時間があった。時間をかけて、港の周囲の絶景を写真に収めた。

写真 筆者撮影 2014年10月
紀元前1650年ごろの大噴火が、この地形を作り出したといわれている。そして、この噴火がミノア文明に甚大な打撃を与えたといわれている。

写真 筆者撮影 2014年10月
大噴火によって形成された外輪山は、カルデラの縁にあたる尾根の部分で、カルデラ縁とも呼ぶ。また、外輪山内側の斜面は、カルデラ壁と呼ばれる。地球の造山活動の証がここにある。

写真 筆者撮影 2014年10月
海面レベルの港から乗り合いバスで、標高約300mの外輪山のカルデラの縁まで、下地図の様ないろは坂をひたすら登って行く。
このルートが港から町までの唯一のアクセスである。

火山活動のすざましい自然の造形がバスの車窓から観察できる。

写真 筆者撮影 2014年10月
外輪山の麓から海抜約300Mの頂点のあるフィラの町まで、ひらすら登って行きます。崖の上の白い街が目的地です。世界でも珍しい奇観です。

写真 筆者撮影 2014年10月
海からそびえ立つ断崖絶壁に、雪で覆われたかのように広がる白い街並み。まるで、紺碧の海の崖上に浮かぶ天空の街のようで、幻想的な光景を作り出している。海と空に限りなく近い非日常空間で、世界でもここだけの集落の遠景である。

写真 筆者撮影 1994年10月

写真 筆者撮影 2014年10月
フィラの街の中心地が近づいてきました。

写真 筆者撮影 2014年10月
フィラの街のメインストリートとバスターミナル
断崖絶壁上の外輪山の頂点に、フィラという街が形成されている。
この街の道路は外輪山に沿って南北に通じている。
道路の右(東側)にバスターミナルがある。ここで降ろされ、あとは地図を頼りに徒歩で、重い荷物と一緒に小さなホテルを探します。

写真 筆者撮影 2014年10月
メトロポリタン大聖堂
この聖堂前の遊歩道あたりが、フィラの町の中で旅行者がもっとも集まるスポットになっています。崖上から眼下にカルデラの海と火山島が見渡せます。
周囲は階段だらけです。重い荷物を携えて階段を下りながら予約した宿を迷いながら探し当てることになります。

写真 筆者撮影 2014年10月
サントリーニ島の特異な地形。
サントリーニ島は、紀元前1650年ごろに大規模な噴火をおこし、島の中心部分は水没し、カルデラ部分が現在のサントリーニ島を形成した。
下のスケッチ地図上の茶色い部分は、標高約300mで、大噴火により形成された外輪山である。カルデラ平原に相当する部分は水没し、海となっています。そのカルデラの中心部分に位置するネア・カメニ島は、現在も活動する活火山である。

筆者作成スケッチ図
世界最大級の阿蘇山のカルデラ草千里とその外輪山、阿蘇山中岳火口の地図をサントリーに島との比較のため、同縮尺のスケッチにしたためてみました。(上)
カルデラ湾を望む外輪山の上に白壁の家々が密集するフィラの町。
赤丸が予約したホテルの位置です。
下には小さな港があり、クルーズ船の観光客を小船で運び、降ろす。

筆者スケッチ作図
切り立った外輪山の絶壁の上に作られた狭い通路。人とロバのみの通行がゆるされています。丁寧に防水されています。道の下は洞窟ホテルの部屋になっているからです。

写真 筆者撮影 2014年10月
断崖絶壁に建つ、洞窟ホテルに滞在!
STUDIOS CALDERA
町の中心地の車道から細い坂道と石段を荷物を引きずり何回も降りて、探しあぐねた後、ようやく目当てのホテルの看板にたどり着いた。
看板はあったが、ホテルの建物が見あたらない。どこにあるのだろうか?

写真 筆者撮影 2014年10月
看板の近くに高さ1mほどの小さな木戸があった。その先には狭い階段があり、さらに下に通じていた。そこを1階分降りて行くと、そこに小さな事務所があって、そこに管理人の兄さんがいた。写真左が事務室。写真右に小さなオープンラウンジ。

写真 筆者撮影 2014年10月
洞窟住居がゾートホテルの原点。
もともとはエーゲ海を航行する船乗りが、宿泊のため作られ泊まっていた洞窟住居が原点で、長年利用されていた。ここ20~30年の間に、これらの洞窟住居がリゾートホテルとして生まれ変わったろのことである。
夏は涼しく、冬は暖かいのが特徴である。裏手の建物はチャペルである。

写真 筆者撮影 2014年10月
遊歩道通路下に洞窟寝室!
洞窟の寝室。この上に通路があり、時にはロバのひずめの音が天井から聞こえることがある。サントリーニ島ならではの体験が出来る。

写真 筆者撮影 2014年10月
サントリーニ島には川も池もないそうだ。 水はタンカーで運ばれてきて、燃料のように港のタンクに貯蓄される。 そこから大型揚水ポンプで各戸に配水されている。停電になると水の配給が止まる。これがサントリーニ島のアキレス腱である。シャワールームの水も大切に使用しなければなりません。

洞窟の寝室内のトイレ。写真 筆者撮影 2014年10月
初体験の 洞窟の寝室。

写真 筆者撮影 2014年10月
崖に沿って階段を下りてゆくと更に1階1部屋ずつの客室があります。4階あり計4部屋がこのホテル。みな崖にへばり付いた構造になっています。

写真 筆者撮影 2014年10月
下階の客室のバルコニー。他のお客さんがチェックインして来ました。

写真 筆者撮影 2014年10月
海を見下ろす断崖絶壁にへばり着いて建つ洞窟ホテル断面の即席スケッチ。
前面に障害物なし、海と空を独占できます。贅沢な気分が味わえます。

筆者スケッチ作図
崖に沿った部屋のバルコニーから隣りのホテルを見る。
筆者宿泊のホテルにはプールはありませんが、隣のプールが見渡せます。

写真 筆者撮影 2014年10月
逆方向、南隣のホテルが塀の隙間から覗けます。

写真 筆者撮影 2014年10月
大型外洋クルーザー船も下に小さく見えます。

写真 筆者撮影 2014年10月
隣のホテルのバルコニー。

写真 筆者撮影 2014年10月

写真 筆者撮影 2014年10月
1956年、マグニチュード7.8の地震に襲われました。
その後、この写真のように再建され,今日の観光の島に至っています。

写真 筆者撮影 2014年10月
写真右側に、崖の岩肌にへばり付いた階段状のホテルの側面が見える。フィラのホテルの典型的な形態である。

写真 筆者撮影 2014年10月
地中海周遊のクルーズ船
ホテルの真下に地中海周遊のクルーズ船が停泊している。クルーズ船の観光客はすでに船に戻って、夕食の時間を待ちながら、日暮れの風景を味わっていることだろう。
クルーズ船の観光客は、宿泊、朝食、夕食は船内で済ませ、日中観光のためにのみサントリーニ島に上陸し、お金を落とすのは、昼食と土産物の購買のみだ。
この観光島にとっては、それほどの上客ではないということを地元の人から教わった。

写真 筆者撮影 2014年10月
サントリーニ島の特別な時間。
夕日がエーゲ海に沈んで行きます。ここにしかない貴重な瞬間です。

写真 筆者撮影 2014年10月
① 真下に陥没したカルデラ海 ② その先に海の上に顔を出した活火山 ③ 手前のカメラマンは外輪山の頂点に ④ そして沈む夕日。
これら4点ワンセットの撮影が出来て、「してやったり」のサントリーニのロケーションでした。

写真 筆者撮影 2014年10月
写真 筆者撮影 2014年10月