アテネ・ギリシャ 2014年10月 #4/4

アテネ・ギリシャ
2014年10月
#4/4

ギリシャ議会議事堂

シンタグマ広場(後述)の前方に建つ重厚な建物で、1842年に国王オットーの王宮として完成したそうです。現在は、国会議事堂として使われている。

国会議事堂前の広場には、午前11時ごろ衛兵交代式が行なわれます。たまたま時間に間に合い、見学することが出来ました。

写真 筆者撮影 2014年10月

「ギリシャ危機」

ギリシャは、公務員の多い国として有名である。人口約1100万人に対し、公務員の数は約100万人。人口の10%が公務員で、労働人口でいえば25%を占めていたそうだ。その上ギリシャにおける公務員の給料は、一般的な職業のおよそ1.5倍と高給。いわば人件費がギリシャの国家財政を圧迫していた訳だ。また当時のギリシャの年金は、55歳から早期の受給ができる仕組み。その金額は現役時代の80~90%と高く、高齢世代に手厚い制度が組まれていた。

2010年1月には欧州委員会が財政統計上の不備を指摘し、問題が表面化。新首相の経済成長率の見通しが楽観的すぎたため、格付け機関が実現不可能と判断。ギリシャ国債は格下げされ、暴落した。これを「ギリシャ危機」といいます。

筆者が訪れた3年半ほど前の2011年2月23日に、大規模デモ。緊縮財政に反対、警官隊と衝突し、議事堂前と シンタグマ広場は大混乱に陥り、その映像は世界中のテレビに配信された。記憶されている方も多いであろう。

写真 筆者ガイド撮影 2014年10月

グランデ ブルターニュ・ ラグジュアリー コレクション・ ホテル

議事堂とシンタグマ広場は、アテネの一等地で、周辺には幾つかの最高級ホテルが軒を連ねている。 (下4枚)

写真 筆者撮影 2014年10月

写真 筆者撮影 2014年10月

写真 筆者撮影 2014年10月

舗道のアーケード。

写真 筆者撮影 2014年10月

ギリシャ議会議事堂の夜景  シンタグマ広場

1834年、最初の憲法が発布されたのがこの広場だったため、「シンタグマ(憲法)広場」と呼ばれるようになった。中央に噴水があるこの広場では、様々なイベントがもようされ、市民の憩いの場でもある。

国会議事堂がシンタグマ 広場に面し、この広場の周りには官公庁や商業施設が多数集まり、この広場と隣接するプラカ地区も含めて、昼夜問わず観光客が集まってくる。

シンタグマ 広場の夜景、正面に 国会議事堂。ビル上階のレストランから撮影。

写真 筆者撮影 2014年10月

リカヴィトスの丘の麓の街区

この丘の麓の界隈はアテネ最中心部より少し北方向の山の手に位置し、その土地柄としては上流の住宅地としての雰囲気がある。 ギリシャ危機も何のその、昼下がりのオープン・カフェでは、この地区の有閑マダム達が、お茶とケーキでおしゃべりに勢をだしていますね。。EUの先進地域(たとえばドイツなど)では、年一回のバカンスを除き、きわめての競争社会なのに比べ、ここギリシャでは財政破綻といわれているにもかかわらず、市民は年中バカンスの雰囲気で、ここでは和やかな街角の光景が見られる。(下2枚)

写真 筆者撮影 2014年10月

写真 筆者撮影 2014年10月

プラカ地区で見た日本料理の路面店。

写真 筆者撮影 2014年10月

アテネ国立考古学博物館  
National Archaeological Museum

アテネには古代ギリシャ、ローマ時代の遺跡が沢山残されている。ギリシャはエーゲ文明、ミケーネ文明、そしてローマ文明などが発達した場所なので、遺跡が残されているだけでなく、多くの遺物も発掘されています。アテネ国立考古学博物館には、ミケーネ文明、古代ギリシャ文明、その他の超一級品の文化財が保存され展示されている。

写真 筆者撮影 2014年10月

写真 筆者撮影 2014年10月

時空を超えた旅を博物館で

写真撮影がOKでしたのでたくさん撮影してきました。ご覧ください。

ポセイドンのブロンズ像。460 BC,

アルテミッションのブロンズ像
入口付近にある立派なブロンズ像。アルテミッションのブロンズ像と呼ばれる古代ギリシャの像で、1926年にギリシャの海中で発見された。ゼウスあるいはポセイドン像と見做されている。高さが209cmの雄大な像だ。エヴィア島沖の海底から発見され漁師が引き上げた。

右手を上げ三つ又鉾を振り回している様子。均整のとれた筋肉質の体、動作に躍動感のある人体が表現されている。視覚に強く訴える第一級の作品である。

写真 筆者撮影 2014年10月

馬を駆る少年のブロンズ像。140 BC,

有名な「馬を駆る少年のブロンズ像」。アルテミシオンのジョッキー。ギリシャの岬沖の難破船から引き揚げられたブロンズ像。躍動感溢れる見事な作品だ.

写真 筆者撮影 2014年10月

前足をあげて疾走する馬と、左手に手綱、右手に鞭を持ち、見事に乗りこなしている少年の躍動感がよく伝わってくる。

写真 筆者撮影 2014年10月

レスラー像 紀元前2~前1世紀。

エジプト、アレクサンドリア出土。

写真 筆者撮影 2014年10月

アフロディテ像 ・愛と美の女神 紀元前4世紀

アフロディテはギリシャ神話における「愛と美の女神」。ローマにおいても人気の高い女神であった。このアフロディーテ像は、南イタリアのBaiaiで発見された。紀元前4世紀のギリシアの原物を紀元2世紀にローマが複製している。

パリのルーブル博物館にあるミロのヴィーナスの元祖的な女神の彫刻作品。 パリのルーブルでは、激しい人だかりで行列に流されほとんど全身を見ることが出来なかった。
ここアテネではオリジナルである 女神の彫刻 を、贅沢三昧に独りめすることが出来る。

写真 筆者撮影 2014年10月

アフロディーテと牧神パンの像

アフロディーテと牧神パンの像は、1904年にエーゲ海のミロス島で発見された。
迫ってくる牧神パンをアフロディーテがサンダルで叩こうとしています。キューピッドもパン神の頭を押して近づかない様にしています。ギリシャの神々は、極めて人間的で、面白さがあります。                

写真 筆者撮影 2014年10月

テミス像  紀元前300年頃

ギリシャ神話上の法・掟の女神。

写真 筆者撮影 2014年10月

写真 筆者撮影 2014年10月

傷ついたガリア人 紀元前100年頃

デロス島で見つかった戦士の像。

写真 筆者撮影 2014年10月

領主の奴隷  紀元前2世紀

劇場で使用された仮面です。付帯説明によれば、「領主の奴隷」の作品で大理石製です。

写真 筆者撮影 2014年10月

建物側面の彫刻作品

写真 筆者撮影 2014年10月

写真 筆者撮影 2014年10月

写真 筆者撮影 2014年10月

クーロス像  600BC

クーロスはギリシャアルカイック時代のヌード男性の若者を表します。ナクシアの大理石で出来たこの像はポセイドンへの奉納品である。ポセイドン神殿の前に立っていたそうです。

ナクシアの大理石とはキクラデス島のナクソスの採石場で取れる大理石のことで古代から現在まで採掘されているようです。

写真 筆者撮影 2014年10月

写真 筆者撮影 2014年10月

写真 筆者撮影 2014年10月

写真 筆者撮影 2014年10月

この像、現代でも東南アジアやインドの厨房で行なわれているすり鉢作業の行為に酷似している。 動作の一瞬をうまく捕らえ、具象化している。

写真 筆者撮影 2014年10月

写真 筆者撮影 2014年10月

右手。ワインカップを持ち左手に月桂樹を持っている。下方には 馬と騎手。
左手。大理石の墓碑。アッティカ、500BC。

写真 筆者撮影 2014年10月

車輪つき乗り物 1。

写真 筆者撮影 2014年10月

車輪つき乗り物 2。

写真 筆者撮影 2014年10月

エーゲ海の船。

写真 筆者撮影 2014年10月

写真 筆者撮影 2014年10月

エジプト風意匠の壁画。

写真 筆者撮影 2014年10月

青銅の鋳物作品

写真 筆者撮影 2014年10月

写真 筆者撮影 2014年10月

写真 筆者撮影 2014年10月

葬礼記念碑:ライオン

墓標として使われたライオン。

写真 筆者撮影 2014年10月

アルカイック期には壺の装飾にも変化が起こった。幾何学文様期の、繰り返しパターンの様式から、東方に影響された東方化様式、黒絵風。 赤絵風 のデザインに変化した。

写真 筆者撮影 2014年10月

「アッテイカ黒像式アンフォラ」 紀元前430~前420年

様々な人物像が描かれています。

写真 筆者撮影 2014年10月

ニンニオン奉納の赤像式ピナクス」 紀元前370年頃 

エレウシス出土

写真 筆者撮影 2014年10月

エジプトセクション

写真 筆者撮影 2014年10月

写真 筆者撮影 2014年10月

写真 筆者撮影 2014年10月

ギリシャ旅行の最終日  アテネ市郊外

ホテルにタクシーを呼んでもらい、市街地から空港に向かいます。時間の余裕がたっぷりあったので、運転手さんにアテネの幾つかの小高い丘の上にに登ってもらい、夕暮れの市街地の写真を沢山とることにしました。
まずアクロポリスの遠景から。

写真 筆者撮影 2014年10月

夕日が横から当たり、街区が立体的に見えます。 (下) アテネ市郊外。

写真 筆者撮影 2014年10月

建物の高さが均一に保たれた住宅地。そのため、元来の地形の形状が良く分かり、街区としての秩序が良く保たれています。 (下) アテネ市郊外。

写真 筆者撮影 2014年10月

写真 筆者撮影 2014年10月

だんだん郊外の町並みが現れてきます。

写真 筆者撮影 2014年10月

これで10日間のギリシャ旅行を無事終え、アテネ空港から、乗り継ぎ地イスタンブールに向かいます。

写真 筆者撮影 2014年10月

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